BitbucketとTortoiseHgではじめてみるバージョン管理システム[1]

えーマジー?まだまともに使えないのー?
とそろそろ本気で言われ兼ねないのでいい加減手を出してみます。
もしかしたら某チームで使うことになるかもしれないので俺なりに丁寧にまとめてみます。
長くなりそうなので分割。
とりあえず環境構築まで

そもそもバージョン管理システムとはなんぞや

プログラムをバージョン毎に保存しといたりとか、
複数人で開発する時にソースの同期をとろうとかする時に、皆さんはどんな方法使ってますかね。
ちなみに私がとっていた(今もとっている)方法は、バージョン毎にzipで固める方法。
ついでに変更点をテキストで書き留めておいたり。
今までは小規模な開発なので別に困らないんですけど、ちょっとめんどくさい。
大規模になったら破綻しそうです。


そんな方にバージョン管理システム
バージョンの保存、履歴の確認と復元、ソースの同期などなどなどが楽ちんになります。

バージョン管理システムってたくさんあるけどどれ使おう?

今回はバージョン管理システムMercurialを利用してみます。
なんでかっつーと、分散型なので共同開発に向いているのです。
詳しくはここを見てください。
http://www.atmarkit.co.jp/fjava/rensai4/devtool03/devtool03_1.html
まぁそれだけだったらGitでもいいのですね。
Mercurialを利用する大きな理由として、
プライベートリポジトリを提供しているBitbucketというWebサービスが、
Mercurialを利用しているという点があります。
自分でリポジトリのサーバをたてるのは面倒なのでWebサービスに頼りたいところです。
が、俺がよくきくGithubとかはプライベートリポジトリが有料なのです。
今俺が関わっている開発はパブリックで開発するわけにはいかないので、とても助かります。

Bitbucket準備

下リンクの図2でいう中央リポジトリを用意します。
http://www.atmarkit.co.jp/fjava/rensai4/devtool03/devtool03_1.html


下リンクはBitbucketのサイトです。ここでアカウントを作ってください。
https://bitbucket.org/


で、Repositories→Create Repository
から新しいリポジトリを作ってください。

TortoiseHG導入

TortoiseHGというMercurialGUIで利用できるソフトの力をお借りします。
見た目でどうなってるかよくわかるので、これならおバカな僕でもできそうです。
http://tortoisehg.bitbucket.org/img/vt_history.png


導入方法は、Windowsは以下のサイトからダウンロードしてインストールするだけで終わりです。
やばい。楽ちん。
http://tortoisehg.bitbucket.org/


Ubuntu(11.04)の場合、どちらも用意されているのですが
MercurialもTortoiseHGも古いです。せっかくなので新しいのを使いましょう。
ppa:mercurial-ppa/releases

ppa:tortoisehg-ppa/releases
を追加してインストールしてください。