BibTeXについて

以前Eてんてーから紹介をいただいたBibTeXが論文を書く上で大変便利だと思ったので紹介します。


BibTeXとは、LaTeXの参考文献を自動生成してくれるものです。
参考文献を手動で打ち込もうとすると、
全ての書式を統一しなくてはならないので意外と面倒なのです。
また、ページや巻などの情報はのってたりのってなかったりするので、
そういったところをいちいち気にしつつ書くのは、
意外と、意外と、意外と、とってもとってもとってーーも面倒なのです。
BibTeXは、事前に著者やページのデータベースをLaTeXのファイルとは別に用意することで、
LaTeXファイルで参照した文献のみを参考文献として自動生成してくれる便利な子です。


いちいち使い方を説明してるとたるいし
わかりやすいサイトがあるのでそちらを紹介します。
大体の使い方としては
http://keizai.xrea.jp/latex/bib/bindex.html
ここを見ると超やさしく教えてくれます。

Emacs大好きな方はここを見るとさらに幸せになれます。
http://www.fan.gr.jp/~ring/doc/bibtex.html
データベースからBibTeXの引用キーを検索してきてくれたりするreftex-modeが超いい感じ。


・・・さて、ここまでの使い方だと、
書式は簡単に統一出来ますが、結局データベースは自分で手打ちしなくてはいけません。
これはたるい。
私としてはここが一番面倒なのです。


実は実は、大抵の場合、手打ちで用意する必要は無かったのです。
誰が用意してくれるのかというと、あのGoogle先生。さすがGoogle先生
結構な人が論文を検索する時にGoogleScholarを利用すると思います。
このGoogleScholarの設定を覗いてみると、
BibTeXへの文献取り込みリンクを表示する」という設定項目があります。
これに設定すると、GoogleScholarの検索結果から欲しいBibTeXのリンクをクリックすると、
おろおろ、なんと出てくるんですねーBibTeXフォーマットのデータが。
こりゃー超べんりだべさーーーー
他にもCiNiiやAmazonBibTeXデータを生成してくれるんですねー
http://keijisaito.info/arc/bibtex/get_bib.htm
いやーーマジで楽だわーーーー


・・・
以前私がバイトで作ったソフトがBibTeXGUI版だと分かったのですが、
BibTeXフォーマットに対応してない時点で売れないんだろうなーと思った今日この頃です。