四国Emacs勉強会報告

どうやら、私以外皆香川大学の学生だということでちょっとドキドキ。
主催者の三流さん、r_takaishiさん、ニケさんに迎えていただけました。
事前に用意されていたHNとTwitterアイコンが印刷された名札を渡されました。


今回、ポジションペーパーなるものを用意するようにとのことなので持っていきました。
ポジションペーパーとは、立場表明書の事らしいです。
勉強会での使い方でいうと、
A4ぐらいの紙に自己紹介とか参加目的を書いてみんなに回します。
で、それぞれがそのポジションペーパーに基づいて5分ぐらい発表します。
これなら、簡単な自己紹介で済まされないし、ネタも発掘できます。
あと名刺の代わりにもなります。
今回のような少人数の勉強会には有用っぽいです。


主催者の三流さんが、auto-install,anything,recentf-extを入れて便利にしようっちゅーので発表されました。
まずはauto-installから。
これをいれると、EmacsLispパッケージを自動でインストールできるみたいです。
おー。こんなのあったんですね。
拡張の導入がちょっと楽になります。

http://d.hatena.ne.jp/rubikitch/20091221/autoinstall

から、auto-install.elを導入します。

で、三流さんのauto-installの欄を.emacsにコピペします。
http://d.hatena.ne.jp/sanryuu/20100903/1283527236

pathの部分はauto-installでインストールされるディレクトリを指定します。
あと、
(require 'auto-install.el)→(require 'auto-install)
とだけ直しておいきまふ。
これでauto-installの導入が終わりました。
拡張の導入が大分楽になりました。


ここからanythingを入れていきます。
この時点ではanythingがよく分かってなかったです。
とりあえずぶっこんでみて使ってみます、みたいな。


先ほどぶっこんだauto-installを使ってanythingを導入してみます。

M-x auto-install-batch (RET)
anything (RET)

そうすると勝手に何やらホゲホゲといんすとーるをし始めます。
途中何やらelispが表示されますが、
C-c C-c install to continue
との表示にしたがっていんすとーるを継続しましょう。
そのうちInstallation is completed.って言われます。
そのあと.emacsに三流さんとこのlispをコピペります。
それでanythingの導入は終わりです。
anythingは頻繁に使うようなので、
比較的使いやすいショートカットキーに設定した方がいいっぽいです。


で、今度はanythingとauto-installを使って履歴を拡張を突っ込んでみます。
M-x anythingやら設定したショートカットキーやらでanythingを立ち上げ。
そこでwikiって打つと、なんかwiki関連の項目がいっぱい出てきます。
その中からinstall-elisp-from-emacswikiを選択。
で、recentf-ext.elを選択。
そしたらrecent-fext.elがインストールされます。
最後に三流さんところを参考に、.emacslispをかきかきします。
ほいたら終了。


anythingをぶっこんだ後、すぐさまrecentf-extをいれたせいか、
anythingの機能なのかrecentf-extの機能なのかよくわかんないです。
anythingに表示されるrecentfっていうのはこれはrecentf-extのおかげなのでしょうか(ぉぃ


愛媛に戻ってからまたanythingを試したのですが、
どうやら、anythingは入力した文字にマッチした動作やファイルやらを全て一覧に表示する、というものっぽいです。
バッファの選択もanythingでOK。何やら何までanythingでOK。
とりあえず困ったらanythingで何かそれっぽい文字を叩けばどうにでもなるぜ!
っていうものだったのが、どうにでもなりすぎて全部anythingでOKだぜ!みたいな。
recentf-extは標準のrecentf便利にしたやつらしくて、
ディレクトリも履歴に残したり、バッファに取り込まれた時点でファイルの履歴も残したりするらしいです。
http://d.hatena.ne.jp/rubikitch/20091221/autoinstall
これはおもしろい。そして便利。
Emacsに苦手意識を持っていた人に使わせてみると、ちょっと考えが変わるかもしれません。


その後、emacsでメモやらプレゼンテーションツールにもつかえるという
gobyを紹介されました。
実は、その日のスライドもgobyでしていました。
さすがEmacs勉強会。なんだかこわい。
特に便利そうな雰囲気もしなかったので(ぉぃ
Emacs中毒な人専用のツールってな感じでした。


という感じで三流さんの発表が終わりました。


ほか。
私のウィンドウ操作がめんどいのはどうすればいいかということで、
C-x oを他のキーバインドに設定する。
あと何かあった気がしたけど忘れた。
とか、
今はundo treeが流行りらしい。
とか、話しました。


こんな感じでEmacs勉強会は終了しました。
その後、私の希望で香川大学さんの学生プログラミング研究うんちゃら?というサークルさんの見学に行きました。
これはまた別のエントリで。


いやー、一気にEmacsが強力に思えてきましたよ!
いや、でも、真に強力なのは自分でelispを書けるようになってからだとも思いましたね。


講座中もよく面倒を見ていただけまして、
お見送りまでしていただきまして、
もうほんとにありがとうございます。
勉強会のくせして一方的とか本当に心が痛い。
しかも終わった後色々見学させてもらったりとか
完全にお客様で本当にごめんなさい。
こちらも何かネタがあったらLTしたかったんですけど。
いや、本当はErlangについて話したかったんですけど、
ちょっとそれどころじゃなくなりまして、断念しちゃいました。
次に機会があったときは必ず。